みかんの花

みかんの花です。純白のドレスを着た花嫁さんみたいですね。

写真のみかんの花は 有葉花って呼ばれてます。これから、この小さな葉

っぱと一緒に運命を共にしていくんです。この花がみかんとなり、秋には収穫されるのです。みかんの世界でも、人生模様があるんですね。時に、喜び、泣いたり、転んだり そんな ドラマが見れるかもしれませんね。

季節ごとに みかんの出来るまでの過程を紹介していきますので、お楽しみに。

このみかんの木は白い花が目立ちますね。芽がすくないので、花をもいであげると、新芽がふいてきます。みかんもバランスが大切です。それを、管理するのが我々 生産者の使命でもあります。言わば、みかんと人間との間にも信頼関係があるんですね。まさしく 運命共同体ですね。

5月に入って ゴールデンウイークを過ぎ、暑い日が続きましたね。花の生育も助長された感じがします。花も開花して、満開を向かえています。よりみかんの香りが強くなった感じです。上の写真は花が散っていますね。そして、みかんの赤ちゃん子房(緑の実)が見えていますね。角のように伸びてるのが花柱って呼ばれてます。これから、水、養分を吸収して、次のステージへと進むんですよ。成長がたのしみだなあ・・・・。健康にすくすくと成長するんだよ!!


五月も後半、みかんの幼果もたくましくなってきましたね。花柱も落ちましたね。これからおいしいみかんへの長い長い道のりが始まりますね。これから、次のステージ 生理落果へ進むよ。また紹介するね。

5月の終わりぐらいから、みかんの幼果に変化がでてきたよ。写真でも分かるように、黄色くなった果実があるね。養分は均一に果実に届かないのでどうしても養分の届かない果実は落ちてしまうよ。気温や降水量や日照によって影響されるよ。自然の流れ、植物の本来持っている性質なのかな。

生理落果って呼ばれているよ。一次、二次の段階があるよ。今だと、二次落果に入っているんだよ。暑い夏がもうすぐ やってくるね。

 生理落果も2次が終わりました。暑い暑い夏がやってきましたね。みかんの幼果もすくすく生育しています。大きいのもあれば、小さい果実もあります。これは個性なんでしょうね。これから、摘果の作業も本格的になってきます。水分を吸い上げて、日々成長していくんですね。三兄弟仲良く、水を分け合ってね。みかんの果皮の感じが変化していくのも紹介していくね

。夏本番 おいしい真穴みかんは この夏で鍛えあげられるんだよ。

 みかんは水分を吸収して肥大していきます。旱魃が続くと、スプリンクラーで、夕方から10mm灌水を行ないます。朝8時頃まで続けますよ。細胞分裂を活発にするとともに、健康なみかんを形成していくよ。人でも水を飲むと、健康だし、美容にもいいもんね。水分補給と摘果の作業で、美人な真穴みかんが作り出されてるんだよ。この暑い夏を根性で乗り越えていこうぜ!!

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水分を吸収して、肥大しているよ。太陽光を沢山浴びてるね。みかんの果皮がつるつるしているとおいしいみかんへの一歩だね。摘果作業で品質を向上しよう!!

みかんを輪切りにしてみましたよ。みずみずしさが伝わるかなぁ・・・・。じょうのうの数が多いと、いいことがあるかもよ・・・・。さぁ・・・・秋だよ。順調に生育しているみたいだね。

10月になると、みかんの果実の着色は進むよ。一般にホタル尻って言われているよ。そして、果肉もオレンジ色になってきたね。最後の最後まで全力投球で管理しよう。

真穴みかんの収穫の時期になりました。マルマみかんが出来るまで・・・・何ヶ月もかけて、一つのみかんとして生産者は愛情を込めて、わが子のように接して作業をしてきました。そして、自然界の三つの太陽の恩恵を受け、真面目に、真穴みかんは作り上げられるのです。みかんを作っていると、みかんの気持ちを感じることがあります。みかんとの二人三脚、息を合わせることも大切かな。

三つの太陽プラスαが真穴みかんにはある・・・・生産者の情熱・団結力・自信という名の太陽だ。産地を盛り上げていく気持ち、日本を元気にしたい気持ちがあふれている。きっと、真穴みかんもその生産者の太陽を励みに美味しいみかんになろうと努力するのでしょうね。